夢分析:

美容室のスタイリストさん@夢日記の夢分析。

読心術?透視能力?予知夢?

上述の夢日記の中で気になったのは、スタイリストさんが仏壇にお参りする場面です。
なぜなら実は最近、そのスタイリストさんからお寺巡りが趣味で「仏像が大好き」という話を聞いたのですが、この夢を見たのはそれより遥か以前だったためです。

単なる偶然なのかもしれませんが、仏像の話というのは滅多に話題に上るような話ではありませんので、私には何か特別な意味があるように思えてなりません。

他人のまだ知らないはずの趣味のことを、あたかも既に知っているかのような夢の内容は何か読心術透視能力のような超能力*を連想させます。
一種の予知夢と言えるのかもしれませんが…

*透視能力ならまだしも読心術までを超能力と考えることに疑問を感じる方もいらっしゃるでしょうが、一般的な心理カウンセリングの理論では相手の心を(文字通りの意味で)分かることは決してあり得ない、つまりどんなに確信があってもそれは推測に過ぎないと考えられています。
この意味で心理カウンセリングの理論からすれば読心術の「相手の心が読める」状態とは、そう「思い込んでいる」状態と解釈することができます。

夢分析からの洞察:

自己愛障害の象徴

上述の夢分析から、自身の自己愛的な性格から生じる問題である自己愛障害が連想されました。

自己愛障害とは文字通り「自己愛に関する心理的な問題全般」を指す病理概念ですが、その症状は多岐にわたりますのですべてを列挙することはできませんが、今回の夢分析の読心術との関連では相手の心理状態が必要以上に気になってしまい、しかもその内容が推測ではなく事実と確信されているため、対人恐怖的な不安・恥・罪悪感に苛まれる症状を挙げることができます。

ただこのような自己愛障害の症状は「自己愛=自己中心的・他人への無関心」のイメージから意外に思われるかもしれませんが、実際に心理カウンセリング夢分析などで自己愛障害(自己愛性人格障害はその重症域の診断名です)と思われるクライエントさんのお話を伺いますと、お話の内容には確かに自己中心的・尊大な印象を抱いてしまうのですが、それでもご本人は不安や罪悪感に圧倒されていることが分かります。

いずれ別のブログに掲載する予定ですが、(私も含めて)自己愛障害の方の人間関係から生じる不安や罪悪感に駆られて引き起こされる言動は、周囲の人には不安や罪悪感としてではなく、皮肉なことに自己中心性や尊大さの表れと受け取られることがしばしばあります。

夢分析で連想された読心術という言葉は私にとって「他人の心理を読める」というよりも、むしろ他人の心理を過剰に気にして、それに振り回されたり圧倒されたりする恐怖心の象徴のように思えます(T_T)

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